「セルフケア」のススメ
トレーニング雑誌や健康雑誌などによく記載されている
「セルフケア」
セルフケアを辞書(三省堂 大辞林 第三版)で調べてみると、
【自分で自分自身の面倒をみること。自己療法。】
と、記されている。
これは、身体的、精神的、社会的なことを含めた包括的に自分で自分自身の面倒をみる・世話をするということと考えられます。
私たち鍼灸・あん摩マッサージ指圧師は、身体的、精神的、社会的なストレスに対してお手伝いできるのではないか、と考えています。
身体的な部分では、実際に体を触り、人の手を通しての温もりを含めたリラクゼーションやマッサージ、徒手療法でサポートします。
人の手の温もりにはパワーがあり、安心感や鎮痛作用(ゲートコントロール説)を与えることが可能です。
精神的な部分では、東洋医学の経穴で自律神経系に刺激をすることでリラックス効果が得られます。
また、話に耳を傾けることで相手の考えや想い、もちろん愚痴を含め、言葉にして発すると解放感や安心感、そして潜在意識に影響を与えることができます。
社会的な部分では、身体的、精神的にアプローチをすることが可能で、そこに変化が生まれれば自然と社会的な部分にも良い変化が起きるでしょう。
ここまでは、QOOL仙川マッサージルームが関与、サポートできるケアについてお話しました。
次は、実際に自分自身で行うセルフケアについてです。
身体的な部分は、トレーニングや健康雑誌に載っているようにストレッチや筋リリースが手軽で継続しやすく、効果も感じられやすいと思います。
筋肉は疲労すると短くなって固くなる性質がやりますので、それを改善するためにはストレッチ(運動前:動的ストレッチ 運動後やお風呂後:静的ストレッチ)、筋リリース(ストレッチポールやテニスボール)が効果的と考えられます。
また、内面的な部分もありますので、バランスの良い食事や休養、適度な運動も心がけましょう。
精神的な部分では、カラオケやスポーツ、アロマ、お風呂や音楽鑑賞など個々がストレス発散できることが良いと思います。
科学的な根拠があるのは、アロマや汗をかくことがあげられます。
社会的な部分では、人に話をしたり、環境を変えたりすることが挙げられるのではないでしょうか。
「セルフケア」=自分自身の面倒をみる
新型コロナウイルスに立ち向かうためにも、セルフケアも注目してみて下さい。