【フレイル】

「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか?

 

私は、恥ずかしながらセミナーに参加して初めて耳にする言葉でした。

 

老年医学では、よく使われる言葉のようですが、正直あまりなじみがありませんでした。

しかしながら、超高齢社会になってくる今日、「フレイル」について知ることが社会全体で転倒予防・介護予防につながり、健康寿命を延ばし医療保険や介護保険の負担を減らしていく一つになるのではないかと思います。

 

では、フレイルについてご紹介します。

「フレイル」は、英語の「frailty」(フレイルティ)からきており、“弱さ” ”虚弱” “もろさ”という意味です。

老年医学では、『虚弱』と表現しており、定義として、

「健康な状態と要介護状態のちょうど真ん中の状態」とされています。

いわゆる、要介護の予備軍的な位置づけです。


ここにいる人たちを要介護にならないように社会が取り組みを行っていくことが大事であり、自治体や国が施策しています。

「Friedらのフレイルティの定義」というものがあり、以下の5項目のうち3項目以上該当すればフレイルティと呼ばれるそうです。

①体重減少
②主観的疲労感
③日常生活活動量の減少
④身体能力(歩行速度)の減弱
⑤筋力(握力)の低下

また、「フレイル」は、4つに分けられます


〇ソーシャル・フレイル(社会):独居、閉じこもりなど
〇オーラル・フレイル(口腔):歯の喪失、咬合力低下、咀嚼機能低下など
〇メンタル・フレイル(こころ):認知機能低下、うつなど
〇フィジカル・フレイル(身体):体力低下、活動量の低下

フレイルの最初の入り口と言われているのが、
「社会とのつながりを失うこと」

これにより、生活範囲が狭くなり、こころも虚弱し、口腔運動が減少し栄養が十分に摂れなくなり、からだ(身体運動)が低下。

身体運動の低下は、サルコペニアやロコモティブシンドロームの入口です

また、研究データに、
“同居者がいるにも関わらず、孤食の場合、うつ傾向や口腔機能、身体活動の低下が著しい”こともでています。
つまり、一人暮らしかどうかよりも孤食かどうかが重要なのです。 

そのため、フレイル予防の3大要素として、「栄養・身体活動・社会参加」の相互関係が大事とも言われており、特に社会的フレイルは、様々な機能低下をもたらすため、キーファクターとなっています。

私たちが超高齢社会の中で何ができるのか。

会社を通して

①高齢者と関りを持つこと

②加齢による身体的変化を理解して訪問治療でサポートすること

③老若男女が社会参加できるきっかけをつくること

 

この3つを目標に、まずは仙川という地域の中でスポーツ選手と高齢者を結び、地元の人とそうじゃない人を結び、若い人と高齢者を結ぶ。

 

訪問治療やマッサージ・鍼灸治療・スポーツトレーナーという業務を通して、すべての人の真ん中に立って、それぞれの自己実現をサポートしていきます。

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