【睡眠の役割】

2月8日に順天堂大学で行われた「女性アスリートヘルスサポートセミナー2020」に参加してきた豊増。最後は睡眠についてお話しします。

 


「アスリートと睡眠」という演目もあり、昨今では「質の良い睡眠」という言葉も世間では広がっていると思います。

偶然にも最近読んだ記事では、日本人は断トツで平均睡眠時間が他国と比べ少ないそうです。
特に、ワーキングママと呼ばれるフルタイムで仕事をしながら育児もしているママさんは、平均睡眠時間が3~5時間・・・・と疲れが抜けない・ぐったりした状態で日々を過ごしているという衝撃的な記事でした。

日本睡眠学会のHPをみてみると、「睡眠の役割」の記述があり、

『「よりよく生きる」ことは、とりもなおさず、「よりよく眠る」ことなのである。睡眠がうまく取れないと、大脳の情報処理能力に悪い影響が出る。睡眠不足のとき私たちが感じる不愉快な気分や意欲のなさは、身体だけでなくて大脳そのものの機能が低下していて、大脳が休息を要求していることを意味している。』

言い換えると、十分なまたは質が良い睡眠が取れていると大脳は、能力を発揮してくれ、気分も晴れているということ、となりますね。

さて、セミナーの話に戻しましょう。ここでは、質の良い睡眠や思春期(成長期)の睡眠時間についてお話がありました。では、そのキーポイントを挙げていきます。

<質の良い睡眠のキーポイント>
  〇鼻呼吸
   *口呼吸になっていると「いびき」がサイン。
    →いびきをかいているのは、軟口蓋が落ちたり、上気道が閉塞したり、舌根沈下などが起きている証拠。
    →思春期(成長期)に口呼吸で睡眠をしていると顎の発達に問題をきたすことがある
 →チェック法:睡眠中に胸やお腹が動いているかどうかを横からみる
   *正しい鼻呼吸には、正しい舌位が大事(舌が口の上側にくっつく)

  〇就寝前のスマホをやめる
   スマホ画面から発しているブルーライトは、メラトニンを抑制させる
   *メラトニンとは?
     「脳の松果体から分泌されるホルモン」
大きく3つの役割がある
 ①体内時計を調節する作用(24時間のリズム、あるいは季節のリズム)
 ②眠気を引き起こす作用
 ③体温(深部体温)を下げる作用
  ・メラトニンの分泌は、目から入る光によって分泌が減ってしまうことがわかっている

 〇思春期(成長期 10代)の睡眠時間は、9.5時間が理想の睡眠時間
  睡眠中は、成長ホルモンも分泌されるため、成長を促すためにも十分な睡眠時間が必要

 〇睡眠の質には性差がある
  女性は、月経1日目・2日目が月経の1週間後に比べ、主観的・客観的にも睡眠の質が下がっていることが研究結果ででている


今回このセミナーに参加して、「なるほど」「そうだったのか」「だからか!」と、自分の頭の中で頷いたり、閃いたりと今後のトレーナーとして役立つことばかりの情報を手に入れることができました。

これらを皆様にも還元できるように「伝える」努力をしていきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です